★もう一度考えよう!ザ・不動産♪

2024年06月20日

新築か中古か迷っている人は若干いますが、賃貸か売買かはもうすでに決めているケースは多いですね。本来は、賃貸物件を検討しているお客様に、売買のメリットなども説明し、よく考えていただいてから、具体的な物件をご提案したいのですが、最近では、そういうアドバイスを求めるニーズが少なく、今スグに見られる物件、スグに住める物件の情報を求められる方が多くおります。家は借りたほうが得なのか?それとも購入したほうが得なのか?よく、お客さんから質問されます。この件はよく、メディアなどでも話し合われ、専門家の意見も分かれます。一人一人、価値観も違うと思いますので、最後は自分でとなります。では、どちらが得なのか?でも、個人的な意見ならば、友人や知人・兄弟には購入することを強く勧めています。生涯払うと幾らになる!とか金利まで含めれば、総額幾らになる?と色々意見があると思います。賃貸でも売買でもそれぞれに良いところも悪い所もありますので、あくまでも今回の意見は個人的意見としてお聞きください。よくお客さんから言われる言葉があります。「これから先、どんな時代になるか分からないから、不動産とか資産じゃなくて現金で持っていたほうがいいんじゃないか?特に、未だにデフレから脱却していない状況だと厳しいよね?」私達は先が分からないから購入する事をお勧めします。もし、会社からリストラされても賃貸に住んでいようと家賃はかかります。たとえ、不動産の相場が下がったとしても、売却して初めて損が出ますが、住んでいる間はあくまでも含み損というだけの話です。高くなって売ればいい話であり、下がっているときに、無理に売らなければならなくなる状況となるケースは売買とか賃貸の話ではなく、資金計画の失敗という事です。そんなことより、年齢的な問題により病気をした場合、引っ越す場合は賃貸だとかなり厳しい状況になります。病気をし、仕事が出来なくなる。しかも高齢だ!となったときほど賃貸でも売買でも厳しくなります。賃貸で探せないことはありませんが、かなり選択肢は厳しいものになります。【今の社会は、老人と病人・体が不自由な人・収入が無い・少ない人には冷たい】という事です。正確に言うと、若くて元気なときに不動産を購入する事が出来るなら借入れ可能な範囲内で無理の無い資金計画の上で購入する事をお奨めします。今まで沢山のお客さんを見ていて、探している途中で、健康診断を会社で受けたら病気が見つかって入院しなくてはいけなくなった。という人がいます。最近、メタボリックとか言われますが、成人病で入院すると、完治してからでなければ住宅ローンが借りることが出来ません。住宅ローンの完済の年齢も重要です。65歳で定年と考えると、年金もあてに出来ない状況で、75歳や80歳までの資金計画は無謀です。ですから、僕は、早く無理の無い資金計画で、家を購入することを勧めています。リストラされて、不況だったとしても、どうせ家賃も払わなくてはいけませんから住宅ローンを払うのも同じです。今の日本は、いくら不況でも、愛する家族のためプライドを捨て、職さえ選ばなかったら住宅ローンを払うぐらいの収入の仕事は探せるはずです。賃貸住宅で割りと安い家賃を払っていた方に自己資金として貯金出来ていますか?と聞けば、ほとんど飲み食いや車海外旅行の消費に消えてしまい、残ったのは楽しい思い出と自慢話だけという人ばかりです。老後は、息子や娘に頼って肩身の狭い生活を強いられてしまう事も考えられます。人間の死亡率は100%です。寿命の短い長いはありますが、必ずみんな死にます。借りるにしても、買うにしても死ぬまでの自分の安らげる場所を確保する為に、もう一度、賃貸か売買か?を考えてみてはいかがでしょうか?大切なのは間違いの無い資金計画をする。これが一番重要です。

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